社殿
 


〜海中出現の八幡皇大神〜

神 様 八幡皇大神(八幡皇大神)
お祭り日 8月14・15日
場 所 横浜市磯子区西町1−1
交 通 JR根岸線「根岸」駅下車、徒歩5分
TEL 045(753)6666
FAX 045(753)6660

[いわれ]
今から千四百年ほどの昔、根岸の海に、突如金色の光が輝き
妙なる響きが流れてきました。驚いた人々は沖合いを見つめ
ましたが何だかわかりません。丁度七日目の事、その光明と
妙音がしずしずと浜に近づき、八幡川の河口近くに何か着岸
しました。とたんに光は消え響きも静まりました。見るとそ
れは汐にうたれて黒光りした像が亀の形をした台座に立ち、
五尺くらいの枯木の根に乗っておりました。古老は「おお、
これは神様じゃ、わしらの村を守るために遠くの海からやっ
て来られたのじゃ。」といいました。村人はほっといたしま
した。早速村の守り神としておまつりする事になり、村おさ
の家のひと間に安置したところ突然一人の童子が狂い騒ぎ出
し五、六尺も飛び上がりして口走りました。「われはこれ正
八幡なり、この里鎮護して里人の苦難を救わんとして、千里
の浪だだよい来るに、ああ知らずして民家に置けり。早く当
浦われ着岸の芝原へ社を建てて遷すべし。」と言い終わるや、
この童子は大汗をかいて身震いしたかと思うと、静かに座し
てもののけはさめました。人々は、驚き、そしてありがたい、
ありがたいと喜び合い、まもなく立派な宮をつくりました。
八幡川の下流の東岸、今の滝津八幡の所です。誰いうとなく
八幡宮と尊称、根岸村の鎮守として、毎年九月十五日に例祭
を行い、村民ひとしく崇敬してきました。時代はぐっと下っ
て、江戸時代のはじめ、慶安四年(1651)の検地(土地
所有調査)で、ここが滝頭村になったため、それから百年余
りたった明和三年(1766)に現在地に御遷宮がなされ、
例祭も八月十五日に改められ、今日に至っております。
[まつり]
海山出現の八幡神のため古来氏子(半農半漁)の崇敬が篤く、
海上安全、厄除開運の霊験はあらたかで、毎年八月の例祭に
は、神輿渡御行列の先頭を切って氏子域内を巡幸した榊神輿
(さかきみこし)が海に入り無事海中式を終えて還御すると、
この榊神輿に見物の群衆が突進し、一葉も残さずむしり取り、
固く結ばれた沢山の麻を、ほぐし取ってゆきます。この榊の
葉を煎じて飲むと如何なる大病も治り、又この麻を肌身につ
けて厄除開運の御守りとし、腹に巻いて安産守護となし、厄
除八幡の霊験はまことにあらたかであります。


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