神奈川県神道青年会

会長 根岸浩行  相談役 永井武義

 

監事 角井瑞・栗原拓児

   

『通信 神奈川』 第14号     

神奈川県神道青年会 会長 根岸 浩行

          「熱き同じ思いを胸に」

 

 先ずを以ちまして、謹んで皇室の弥栄と国家の安泰、併せて御社頭の御隆昌と各位の御健勝を心よりお祈り申し上げます。
 また、先般の新潟中越沖地震において、被災された皆様を始め被災各神社関係の方々にはお見舞いを申し上げますとともに、一刻も早いご復興を衷心よりお祈り申し上げます。
 さて、去る226日に開催されました臨時総会におきまして、永井武義前会長の後を受け、諸先輩方が熱き思いと志を以て築いてこられました伝統ある神奈川県神道青年会の第二十一代会長という大役を仰せつかることになりました。日一日と経つにつれ、その責務の重大さを切に感じ、改めて大変身の引き締まる思いを致しております。もとより、浅学非才の身でございますが先輩諸兄の御指導を頂戴し、そして会員皆様の力を拝借しながらその責務を全うすべく、誠心誠意努めて参る所存でございますので、何卒宜しくお願い申し上げます。 既に新役員による会務運営が始まっており拡大役員会・各部会等を開催し、各事業並びにその活動を精力的に行っております。通年事業や更には当会創立五十五周年記念事業を通し、会員皆一丸となって得た、「神青会の力」がそこにあり、役員が夫々の役務を分掌し愈々頼もしく事業を展開しております。新年度早々に迎えた神青協一都七県協議会総会に於いては、当会が主管県として盛会裡に執り納めることが出来得ましたのも、会員一人一人の意識昂揚の現れであり、渉外・親睦・教養・IT事業推進・企画・広報・事業の七つの部会から成る当会と致しましては、部会を越えお互いに神青会に対する情熱を再確認するに絶好なスタートダッシュを切ることが出来ました。そしてそれに拍車を掛けるように、当会の遷宮奉賛事業として昨年のお木曳・陸曳に続いて、本年は川曳をご奉仕させて戴き、その喜びと感動を共有し体感出来ましたことは、正に有頂天外、望外の喜びであると同時に、我々はこの貴重な経験を基に今後は「自分たちの言葉」で御遷宮を広く恢弘し神宮奉賛の高揚に邁進して参らなければならないことと切に感じた次第であります。
 顧みますと、時代とともに社会が変わる早さも加速度的となり、斯界を取り巻く環境も日々変化していく中、我々青年神職として対応して行かなければならない問題は、非常に多岐に亘っております。「未来の遷宮へ向けて神宮奉賛活動」や「皇室敬慕の涵養に関わる事柄」を始め様々な新たなる時局問題にも積極的に取り組んで行かなければならないことは言うまでもありません。ご存じの通り北方領土を始め、竹島、尖閣諸島、沖ノ鳥島はともに我が国固有の領土であります。隣国の不法占拠は我が家の敷地に隣の人が居座っているのと同じであるにも関わらず、あまりにも関心がなさ過ぎであるように思うのであります。
 前述しました、神青協一都七県協議会総会の講演の中で京都大学教授・中西輝政先生には「領土問題と歴史認識」と題してご講演頂きましたが、我々はその内容を受けて神青会の今後の活動、また継続を必要とする活動の開始点と捉え、この領土問題に対する今後の取り組みの糸口を見つけることが出来るよう積極的にことにあたって行きたいと存じます。
 我々神青会の皆は今まで、同じ思いで以て活動を展開出来ましたことは、何より喜ばしい限りであり、今後もこの「熱き同じ思いを胸に」神青会活動を会員各位と共に邁進して行く所存でございます。今後、会員各位の一層の奮起と一致協力を望むものであります。
 結びに、常に当会の諸活動に御支援を賜わっております、神社庁を始め関係諸団体、県内宮司・先輩各位に対しまして、深甚なる感謝の意を表しますとともに、今後も更なる御教示、御鞭撻を賜わりますよう切にお願い申し上げまして、御挨拶とさせて頂きます。

                                     以 上


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